『装具について』お話しします。
装具とは、よく使う例として脳血管障害により体に麻痺が残った場合、装具と言われる道具を使います。腕から足に使うものまでありますが、今回は歩くために使う足につける装具をご紹介します。
当施設でもこのような装具を作製した利用者様がいらっしゃいます。
装具の対象となる人は、
脳血管障害により運動障害(片麻痺)が起こったことで歩行障害が起こった人がほとんどです。
装具の役割は、
歩行に必要な機能を補うことです。リハビリでは、歩けなくなった原因に対してどんな機能を補えば歩けるか考えます。
歩くための装具にはどんなものがあるのか?
装具の素材は、金属製かプラスチック製
装具の種類は、長下肢装具か短下肢装具 があります。
実際のリハビリテーションとは?
装具を使ったリハビリテーションのポイントは、使用目的を理解することです。
ここでは短下肢装具を使用した例をご紹介します。
短下肢装具は、歩くときの筋肉の使い方とタイミングを患者さんに覚えてもらうために使うものです。
装具を使うことで、患者さんが意識しなくても正しい歩き方になるように修正するのです。
正しい歩き方を続けることで、股関節・膝関節・足関節についている筋肉がお互いにタイミングよく、必要なだけのパワーを発揮できるようになります。
まとめ
装具がどういったものか雰囲気だけでも伝わりましたか?
そのリハビリテーションがどういった目的で行っているかが少しでも伝われば幸いです。